欧州人の旦那と日本の魅力再発見の旅をしているTabikkoです。
欧州と日本を行き来する際の飛行機、皆さんはどの航空会社を使っていますか?
JALやANAの日系エアラインはサービスも良く直行便があるので便利ですよね。欧州系エアラインも大抵は日本への直行便がありますが、個人的にはストライキなどが怖いなと思って嫌煙しがちです。
ロシア・ウクライナ情勢の影響で、2025年現在でも直行便は迂回経路を余儀なくされているので、我が家は欧州から中東を経由して日本へ行く機会も増えました。
中東のいわゆるお金持ち航空会社はサービスも良く、ストライキも無く、セールでチケットを安く購入できれば決して悪くない選択肢だと思います。航路によって多少の誤差はありますが、欧州~中東間が約5~6時間、中東~日本間が約10時間の飛行時間です。
下記に紹介していますが、トランジット時間が長いとホテルを用意してもらえたり、経由地で敢えて時間を取って観光に行くことも可能ですよ。
私が今まで利用したことのある中東の航空会社3社について下記で比較紹介していますので、是非検討してみてくださいね。
中東航空会社3社の紹介と空港の様子

エミレーツ、エティハド、カタールの中東航空会社3社について簡単な紹介と、トランジットで利用した空港内の様子を紹介します。
エミレーツ航空
1985年設立のアラブ首長国連邦のドバイを本拠地とする航空会社。中東3社の中でも一番知名度は高いのではないでしょうか。
拠点となるドバイ国際空港はとにかく広く、3つのターミナルがあります。ターミナル間はバスや電車での移動となるので、乗り継ぎ時間は2~3時間は必要。ブランドショッピングも楽しめますが、移動で疲れてしまった記憶があります。

ドバイでの乗り継ぎ時間が長時間におよぶ場合、ホテルや入国ビザを無料で手配してもらえるサービスもあります。様々な規定がありますが、気になる方は「ドバイ・コネクト」で検索してみてください。
エティハド航空
2003年設立のアラブ首長国連邦のアブダビを本拠地とする航空会社。新しい会社でありながら、日本へはコードシェア含め成田、関西、中部に就航しています。
拠点となるザイード国際空港はコンパクトで清潔な空港。待ち時間はソファでのんびり寛げます。


エティハド航空の公式サイトからアブダビ経由の乗り継ぎ便を予約すると、アブダビで2泊のホテルが無料(予約クラスにより若干の手数料はかかるよう)で付いてきます。お時間に余裕のある方は是非ストップオーバーでアブダビ市内に立ち寄ってみましょう。
カタール航空
1993年設立のカタールの首都ドーハを本拠地とする航空会社。エアライン・オブ・ザ・イヤー等数々のランキングで1位を獲得している、評価の高い5つ星航空会社。日本へはコードシェア含め羽田、成田と関西に就航しています。
拠点となるハマド国際空港は目印となる黄色いランプベアが有名。広すぎず、綺麗でとても使いやすい空港に感じました。ショッピングはもちろん、フードコートやこどもが遊べるプレイエリア、休憩できるオアシスなどもあり、ワールド・ベスト・エアポートの1位になるのも納得。
また、ドーハでの乗り継ぎが8~24時間の場合、ホテル、送迎、入国ビザが無料で手配されます。


ザイード国際空港とハマド国際空港では、手荷物検査の際にノートパソコンを別途取り出す必要が無く楽でした。
加盟航空連合とマイル提携
スターアライアンスやワンワールド等の航空連合に加盟している会社はカタールのみですが、個別にANAやJALと提携をしていることから日系エアラインのマイルが貯まるケースもあります。
航空連合 | 日系マイル提携 | |
エミレーツ | 未加盟 | JALのマイルが貯まる |
エティハド | 未加盟 | ANAのマイルが貯まる |
カタール | ワンワールド | JALのマイルが貯まる |
ただしエミレーツの場合は、予約クラスによって日本~ドバイ間はマイル積算の対象外になることが多々あります。詳細はJALやエミレーツの公式サイトで確認を。
オンラインチェックイン
前もってチェックインを行っておくことで、空港カウンターでの時間を節約したり、前もって席を確保することができます。日系と比較すると中東系はオンラインチェックイン開始時間が早めです。
オンラインチェックイン開始時間 | |
エミレーツ | 出発の48時間前から可能 |
エティハド | 出発の30時間前から可能 |
カタール | 出発の48時間前から可能 |
中には米国発着の便など例外もありますので要注意。
機内食
エコノミークラスの機内食について体験談を記録しています。通常の機内食を希望であれば、基本的に前もって予約する必要はありません。
チャイルドミールを希望の場合、事前予約の必要無いエミレーツが一番楽かもしれません。一方エティハドやカタールは特別食の種類が多く、軽めの食事やフルーツプレートなども選べます。

個人的に一番美味しかったのはカタール航空の機内食です。
エミレーツ航空の機内食
エミレーツではベジタリアンやグルテンフリー、宗教食などの特別食を希望する場合は24時間前までに予約が必要です。こどもの場合は登録した年齢で自動的にチャイルドミールが割り振られるので、前もって予約する必要はありません。


日本発の便はアジアっぽい食事、ドイツ発の便はドイツ料理などが提供されました。
エティハド航空の機内食
エティハドはベジタリアン、グルテンフリー、低カロリー、低脂肪、フルーツプレート、チャイルドミールなど約17種から選択可能。24時間前までに選択しておく必要があります。


通常の機内食はシンプルですが美味しかったです。(写真にはありませんがチキンカレーが美味しくておすすめ)一方チャイルドミールは結構なボリュームでした。
カタール航空の機内食
カタールはチャイルドミールを含む約19種の特別食から選択可能。ベジタリアンやグルテンフリー、フルーツプレート、香辛料の少ない食事など、特別食の種類は一番多く、出発の24時間前までに予約が必要です。



機内食、サービス、空港での過ごしやすさ等を総合的に見ると、個人的にはカタール空港がNO.1です!

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